【ポケモンSVs1最終3位】強将の下に弱卒なし
※レンタルパーティ公開してます。2週間後くらいは消えてるかもしれないからお早めにどうぞ!
①構築経緯
水ロトム+ドドゲザンのサイクル性能の高さに注目し、まずこの2体を採用。構築にフェアリータイプとゴーストタイプがいないと気持ち悪い(鉢巻カイリューの一貫を作られやすい)ためミミッキュを採用。基本選出はこの3体で7割くらいはこの選出。
これら3体で苦労するのがガモスとマスカーニャ入りの構築であるためなるべくこの2体を呼ばないようにするためにラウドボーンを採用。マスカーニャには対面からなら勝てて、ガモスに対してはステロさえ撒かれなければ全対応が可能。
この時点で相手の水ロトムが若干重く、たまにいるパーモットへの圧をかけるためにHBステロガブリアスを採用。ステロが刺さっていればこれらのポケモンがいなくてもたまに出す。マスカーニャにもギリ勝てる。
構築はこの5体で完成しているが枠が余ったため適当にセグレイブを採用。新ポケモンなら何でもよかった。アマガ+ドオーの並びには強い。
②コンセプト
・環境にドラゴンタイプ(主にカイリュー)が多すぎたためそれをメタった構築を作る。
・ステロ展開やトリックからの積み展開など様々な勝ち筋を用意して選出画面の時点での詰みを極力なくす。
・受け構築をギロチンで破壊して気持ちよくなる。
③個体解説
セグレイブ@いかさまダイス
TT:電気
特性:熱交換
性格:陽気
努力値:ASぶっぱ
パーティのトップにいるからエースなのかと思いきや選出率ダントツ最下位の要検討枠。検討することを加速させていきたい。
密かに流行っていた襷セグレイブにした方がよかったかもしれない。その場合はテラバーストを巨剣突撃に変更。
役割は相手のマスカーニャの削りや水ロトムの牽制、初手カイリューや初手ガブにテラスタルを切らせるなど色々あるが正直曖昧。上にも書いた通りアマガ+ドオーの並びには強いが最終日には死滅していたため必然的にこのポケモンである必要性もなくなった。マイナーで遊ぶとしたらこの枠を変更することになると思う。
水ロトム@こだわり眼鏡
TT:フェアリー
特性:浮遊
性格:控えめ
努力値:HCぶっぱ
技構成:ボルチェン/ドロポン/テラバースト/トリック
使っている人が意外と少ないように思えたが実は最強のポケモン。この構築に対してヘイラッシャが90%選出されるためそこに刺さる。
相手はフェアリーテラスを警戒するため高火力のドラゴン技が飛んできたことは1度もないから本来不利であるはずのドラゴン対面も苦に感じないし、ボルチェン押してるだけで相手のサイクルを破壊できる神ポケモン。後述するドドゲザンとミミッキュとの相性補完が最高に良く、使用感がかなり良かった。
流行りのアンコール持ちカイリューに対しても相性が良く、こだわりトリックで機能停止に追い込める。これが通らなかった場合でも後攻ボルチェン→ミミッキュorドドゲザンで簡単に有利対面を作ることが出来る。トリック読みで裏からサーフゴーを投げられることがあるためそこだけは注意が必要。
また、ラウドボーンに唯一勝てるポケモンでもあるためHP管理はこのポケモン最優先で行う必要がある。落とされると負けに直結する場面が多い。
数値は低いため強気な釣り交換が必要になる場面も多かったが、代用がきかない枠であるため、そこは気合で乗り切る必要がある。選出率は1位
ドドゲザン@食べ残し
TT:飛行
特性:負けん気
性格:慎重
努力値:HDぶっぱ
技構成:ドゲザン/ギロチン/不意討ち/身代わり
構築の軸。
直前までチョッキ型を使っていたが、有利対面や耐久ポケモンに対して身代わりを置く動きが強いと感じ最終日に変更。
具体例を挙げるとヘイラッシャ、ドオー、トリトドン、ドヒドイデ、モロバレル、キョジオーン、こだわってるドラパ、気合玉ないサーフゴーなどに対して身代わりを置く。
ロトムが苦手とするポケモンをまとめて見れるためかなり便利だった。
特性はすべての人が総大将で使っていたが、シャドボのDダウンで攻撃力が2倍になる負けん気のほうが絶対強いと思う。
持ち物は食べ残しを持たせたが、これは色々な意味がある。
・身代わりの回数増やす
・耐久ポケモン嵌めれる
・不意討ち択の延長の拒否
・後攻ボルチェンからの無償回復 など。オボンのみでは代用不可。
あとYouTubeのコメントでめちゃくちゃ叩かれているため言及しておくと、アンコカイリューや耐久ポケモンに対してはギロチンを連打することになるが、5回以上打つチャンスがあるため全然運ゲーじゃない!!選出率は同率2位
ガブリアス@オボンのみ
TT:フェアリー
特性:鮫肌
性格:腕白
努力値:HBぶっぱ
電気の一貫切り&ステロを撒ける便利枠。
マスカーニャ対面でもしっかり起点を作れてなおかつ鮫肌で削りを入れれるのが偉い。
型が豊富なため挑発を打たれることも少なく、最終日にこそ個体数は減っていたがそれでもかなり強いポケモンであると自分は思った。
ガブを選出する場合は+ロトゲザンorロトミミの選出をすることになる。
選出機会は少なかったが、ゲンガーやガッサ入りの構築に対しては相当な活躍を見せた。持ち物はラムのみでもよかったかも。選出率4位
ミミッキュ@いのちのたま
TT:炎
特性:化けの皮
性格:意地っ張り
努力値:ASぶっぱ
技構成:じゃれつく/影うち/テラバースト/剣舞
やっぱり強い珠ミミッキュ。
呪い型とかスカーフ型で使う人が体感多かったが、サーフゴーに勝てないのが嫌すぎたため普通にアタッカーとして採用。
炎テラバーストにする意味としては
・サーフゴーやアーマーガア、ドドゲザンに対する打点
・ゴツメに触れない安定打点
・ガモスに対して焼けない+対面打ち勝てる
・ドラゴン勢の鋼テラスタルに対する切り返し
・セグレイブのつららばりによる皮貫通の阻止 など。
攻めと守りの両立ができるため正解だった。しかし安易に切ると格闘、ドラゴン、地面の一貫が簡単にできてしまうため注意。
前述の水ロトムとの相性が抜群に良く、こだわり持ちのガブリアスやカイリューがこの2匹に対して一貫する技を持っていないため試合を有利に進めることができた。
例)・ロトムガブ対面逆鱗撃たれて固定→ミミッキュ剣舞で裏倒す
・ミミッキュガブ対面でロトム下げ→地震かアイヘで固定されるため強気にボルチェ ン連打(地震の場合PP勝ってるから相手は引かざるを得ない。水技読みで出てくるポケモンに対して刺さる)
ドドゲザンに打たれるサーフゴーやサザンドラの気合玉を透かして起点にする動きをとることもできる。
皮による行動保証は剣舞を積むだけではなく、釣り交換のリスクを減らすことにもつながるため、釣り交換を多用する自分のプレイングに嚙み合ったポケモンであると感じた。
ミミッキュ+ロトム+セグレイブorラウドボーンの対面選出も可能。選出率は同率2位
ラウドボーン@突撃チョッキ
TT:草
特性:天然
性格:控えめ
技構成:フレアソング/シャドボ/チャームボイス/テラバースト
4桁まで順位を上げる際にグラさんのレンタルパーティを使用していて、チョッキ持ってるラウドボーンが強いなと感じ採用。グラいつもありがとう
役割対象はガモス入りの構築だが基本見せポケ。チャームボイスは突如思いついて入れてみたが、3回しか打たなかった。フェアリーテラスタルがない状態だとサザンドラを余裕で後出しされるためそこにぶっ刺さる。音技のため身代わりも貫通。
また、受け構築に対する勝率もこのポケモンのおかげで9割くらいまで上がった。選出はロトム+ドドゲザン+ガブリアス+ラウドボーンをいい感じに組み合わせる。相手のドオーが貯水の場合フレアソングが刺さって天然の場合はロトムが通るため意外と安定する。ドドゲザンに対して確定でクレベースが選出されるためボディプレスに合わせてラウドボーンを後出しして展開する。(この辺は言語化難しいので割愛)
草テラバーストを採用する意味としては
・胞子対策
・ヘイラッシャ・水ロトムに対する打点
・地面技&水技を半減で受けられるため補完に優れている
・サーフゴーに抜群を取られない など
チャームボイスを採用しているため無理にフェアリーテラスタルにする必要がないのが良かった。(個人的にフェアリーは弱いと思っている)選出率は5位
④あとがき
殴り書き感のある記事ですが皆さんの参考になると嬉しいです。
構築の完成度はかなり高いと感じていますが、来月から早くもルール変わっちゃうみたいなのでうーむ…となっています。
上位帯での対戦がかなり楽しくひりつけたので来シーズンもそこを目指して頑張りたいと思います。
ここまでの閲覧ありがとうございました。
最終日の対戦動画↓↓